コメント
続報ありがとうございます
福島県の2010年度心疾患死亡率は全国8位の197.6人/10万人であったが、2011年度になると全国一位の226.0人となったことについては、SORAKUMAさんのブログで拝見していました。そこからヒントと得て、心疾患による死亡率の変化(2010年→2011年)および脳血管疾患による死亡率(2010年→2011年)を原発事故後3ヶ月間2011年3月、4月、5月の放射性セシウムの月間降下物の合計と比べてみました。
「放射性降下物(セシウム134、セシウム137合計)と心疾患による死亡率、脳血管疾患による死亡率の変化(2010年2011年)」
……内部被ばくを考える市民研究会のHPの資料をご覧ください。
まさに低線量被ばくと心筋梗塞および脳梗塞との関係が暗示されいるのではないか、と思います。特に山形県には津波は来ていません。しかし、心臓疾患による死亡率が7人増(10万人あたり 2010年→2011年)、脳血管疾患による死亡率が15人増(10万人あたり 2010年→2011年)は明らかに有意な数値だと思います。
それが放射性セシウムの3ヶ月合計(2011年3月~5月)の5位以下の東京都以降には有意な数値が見られないことからも因果関係がはっきりしていると思っています。
岩手県についてはセシウムの降下量は11位ですが、心臓疾患による死亡率が17人増、脳血管疾患による死亡率が20人増になっています。このことは津波や家族を失った悲しみ、寒い仮設住宅の生活に加え、放射能の影響があると思っています。特にこのセシウムの降下量は盛岡市で測定していましたが、ホット・スポットである一関市や平泉町で測定したならば、僕は降下量合計は山形、茨城を抜き、3位になってしまうのではないか、と思っています。
川根先生へコメントお礼
「山形県には津波は来ていません。しかし、心臓疾患による死亡率が7人増(10万人あたり 2010年→2011年)、脳血管疾患による死亡率が15人増(10万人あたり 2010年→2011年)は明らかに有意な数値だと思います。」 この情報は貴重ですので調べたいと思います。2011年の結果は昨年9月に出ましたので2012年度の結果は今年9月ごろわかるので、同じ傾向が顕著に出れば精度があがります。しかし、心配しているのは福島県および宮城県の一部地域の死因統計情報が隠ぺいされることであり、これに対しては福島県の住民に頑張ってもらうしかないと思います。
No title
の論文読んできましたが、この論文での低線量被曝って10mSv/dayのこと言ってますね。
医学者的にはこれくらいは低線量なんんでしょうね。
原発事故の作業員すら遥かに上回る線量での実験なんで、これで国内の心筋梗塞発生が上昇するだろうなんて言えないですよ。
医療被ばくの特殊性について
以上のことから十分参考になるとであろうと思います。